イタリア旅行2018(計画・準備編5) イタリアでのNTTドコモの利用
September 27, 2018 – 3:16 pmイタリア旅行2018(計画・準備編3)で、今回はNTTドコモの国際ローミングサービスを利用すると書いた。
現地のSIMカードを利用するのではなくNTTドコモを利用することにしたのは、「パケットパック海外オプション」という新しいサービスを利用すると、モバイルデータ通信については、現地SIM利用の料金に比べ約2倍程度に収まりそうということで、SIM交換の煩雑さを考えるとコストパフォーマンスは悪くないということが分かったからだ。
しかし、国際ローミングサービスを利用すると、意図しないデータの送受信に課金されるのではないかとか、音声通話による料金の発生などについても注意しておく必要があるということで、旅行先イタリアでNTTドコモを利用する際に注意すべきことをNTTドコモに問い合わせた。
「パケットパック海外オプション」の利用:
このサービスを利用する前提として、ドコモの次の3つのサービスを契約していなければならない:
- WORLD WING(ドコモが提供する国際ローミングサービス)
- SPモード
- Packet定額サービス
上記の3条件を満たすことにより、この「パケットパック海外オプション」を利用することができる。
このサービスの利用を申し込んでおけば、専用のアプリ「ドコモ海外利用」を通じて、24時間のサービスの利用を開始することができる。逆に、このサービスの利用をしていない時間帯においては、NTTドコモ(国際ローミングサービス)を通じてのモバイルデータ通信サービスを受けることができない。
従って、この「パケット海外オプション」利用を申し込んでおけば、端末のバックで動作しているパケット使用料は全てこの「パケットパック海外オプション」経由で課金される。
なお、データ使用量についは、日本国内で契約している「Packet定額サービス」の枠内で消費されるので、実質的には意識する必要はない。
デザリングの利用:
このサービスがデザリングを可能にしているので、iPhoneの「インターネット共有」機能を通じて、「パケットパック海外オプション」のサービスを受ける端末と他の端末を接続することが可能になる。
他の端末側から見ると、サービスを受けているiPhoneをWiFiルータとして使用することができる。
さらに、接続形態としては、WiFi以外に、bluetoothそしてUSBによる接続も可能である。
音声通話の利用について:
上述したように「パケットパック海外オプション」の利用の前提として「WORLD WING」と呼ばれる国際ローミングサービスの利用契約を必要とする。このサービスに加入しておくと、パケット通信だけでなく、音声通話のサービスの利用も自動的に可能になる。
日本国内と同じ電話番号で音声通話が利用できる。海外旅行においても、国内にいるときと同様に連絡することができる。
ただ、通話料金がかなりの高額になり注意が必要だ。
因みに、イタリアでの通話料金(1分あたり)は以下のようになる:
送信 イタリア国内との通話 80円 日本への通話 280円 その他の国向け/td> 280円 送信 110円 注)イタリア国内で日本国内から持ち込んだ端末同士の通話では送信が280円、受信には110円の料金となる。
※注意:上述した情報は本ブログ筆者の理解。正確な情報はNTTドコモに確認のこと