イタリア旅行2018(帰国後感想編2) イタリア到着一日目

October 17, 2018 – 10:52 pm

9月29日現地時間夕刻(18:30頃)にミラノ・マルペンサ国際空港に到着。すぐに、カーレンタルの手続きをし、空港近くのホテルに移動。

空港から土地勘のないホテルまでのレンタカーでの移動。結構、てこずってしまった。

ま、成田でも、空港周辺の道路を走るのは多少混乱することがなくはないが、旅行初日ということで、もうちょっとスムーズだったらよかったのになと多少反省。

このエントリ、到着からホテルまでの顛末をメモしておいた。誰かの参考になるのかもしれない。

ミラノ・マルペンサ国際空港到着そしてカーレンタル
マルペンサ空港に到着し入国審査等を受けた後は一目散にレンタカーの窓口めがけて急いだ。この空港でのレンタカーの手続きをするオフィスは地下1階の鉄道駅(ミラノ中央駅に繋がっている)と同じ方向にある。

途中、私たち夫婦と同年配の日本人女性が「駅に行くんですか?」と声をかけてくれた。この女性、大きな荷物をキャリアに乗せて、同じ方向に向かっているのだが、旅慣れたかたとの印象。家族3人がウロウロ標識を見ながら歩いていたので親切に声をかけてくれたようだった。

面白いことに、このご婦人の胸には「日の丸」のバッジがついている。このバッジを見て、「ミラノ在住の日本政府機関のかたですか?」と聞くと、「いえいえ、昔ミラノに住んでたことはあるんですが・・・。このバッチは中国人とか韓国人に間違われるのが嫌だから『日本人だよ』というためにつけてるんですよ」なんて返答。笑ってしまった。今や、日本人に比べ、中国人とか韓国人のプレゼンスが目立っていることをものがたるエピソード。なるほど、と思った。

ただ、本当は、このご婦人はみんなの知ってる有名人の気配。だって、付けてるバッジ、かなりきちんとしたもので、ブリキバッジなんてものじゃないように思った。

車の予約をしているHERZのオフィスはすぐに見つかった。ネット上の「口コミ」では、マルペンサ空港のHERTZの評判はすこぶる悪い。かなり心配したのだが、オフィスには私たち以外の客は一組だけ、すぐ契約手続きをやってくれた。担当の女性、片言の日本語で愛想よく対応してくれた。「口コミ」情報はガセネタが多いのではなんて思ったりした。

日本出発前に予約していた車の「車種タイプ」は「Y CDAR(コンパクト、4-5ドア、オートマチック) FIAT 500L, Automatic または同クラス者」ということになっていたが、提供された車は「Audi A3 1.5D」。はじめて乗るAudiということで納得。昨年のBMWもそうだったのだが、ディーゼル車。どうも、ヨーロッパのレンタカー、評判の悪いディーゼル車を安く買い入れてレンタカー事業を営んでいるのでは、とゲスの勘ぐりをしたりする。

車のキーを受け取り、教えてもらった駐車場所 B211 に行ってみると、割り当てられた筈のAudiがみあたらない。となりのB210にはAudiがあるのでキーの開扉ボタンを押してみると、そのAudiが反応。一安心。指定された駐車位置に車が無いなんてかなりのミスでは?なんて思ったが・・。

荷物を積み込み、車のスイッチ類を確認するなどしてホテルに向けて出発。夏時間とはいえ、19:30くらいになっており、外は、もう薄暗くなっていた。

空港近くのホテルに
空港近くの予約していたホテル「Idea Hotel Milano Malpensa Airport」に向けて出発。空港からホテルまでの距離は車で5分の位置ということではあるが、何分、土地勘のない場所、娘にGoogle Mapsを活用したナビゲーションを頼んだのだが夕闇のなか結構時間を要してしまった。

走行中、レンタカーの駐車場で確認したはずだったのだが、ヘッドライトが点灯してないことに気付く。これでは危険ということで、自動車道の退避位置に停車して、ライトのスイッチを確認しなおす。ライトのスイッチはダッシュボードの左下にあり、「ロータリ・スイッチ」になっている。ここで、スペイン、ポルトガルでも、同じ仕様になっていることを思い出す。

次にてこずったのが例の「ラウンドアバウト」という交差点。交差点自体は問題ないのだが、Google Mapのナビゲーションが「一番目の出口」「二番目の出口」というのが、実際の出口と感覚的に合致するまでに時間を要する。娘を介してGoogle Mapsのナビゲーションを確認するということで、多少、てこずってしまった。

かなり遠回りになってしまい、本来5分程度で到着するところを30分以上かけてホテルに到着。

宿泊したホテル、なんと空港のすぐ近くということだけが取り柄で、何もない辺鄙な場所に位置していた。到着後、ホテルの駐車場を捜すのだが、よく分からない。駐車場へのアクセスを従業員に聞くのだが要領を得ない。事故のないように狭い道を確認しながら周辺を注意深く走行し、やっと到着。

このホテル、3人の宿泊で朝食付きで約103ユーロ、日本円にして14,000円也。一応、四つ星ホテルといことになっているが、この価格から推し量れるようなホテル。ま、こんなものかと思ったりもする。3人ということで、ダブルベッドとエキストラベッドが配置されていた。

翌朝、早い時間に出発したいので、朝食の開始時間を聞いてみると、早朝5時からやっているとのこと、空港周辺のホテルだけあって、早朝出発には適しているのではと思ったりする。

マルペンサ空港着で翌朝からレンタカーならシェラトンホテルがお勧め!
実は、マルペンサに着いて思ったことだが、夕刻到着で翌朝出発ということなら、空港のターミナル1の建物に位置するホテル(Sheraton Milan Malpensa Airport Hotel & Converence Centre)に宿泊するのが良かったのではないか、と考えた。

確かに、宿泊料金はそれなりになってしまうが、翌朝早朝にレンタカーの手続きをすることも可能だし、到着時に手続きを済ませてレンタカー会社の駐車場に早朝まで駐車させてもらうことだって、交渉次第では可能なのではないか、と思うのだ。

早朝に空港を出発するということだと、安いだけが取り柄の四つ星ホテルに泊まるよりシェラトンがお勧めだと思ってしまう。それに、最初にヨーロッパに到着した直後の運転が明るいところのほうがいいし、単純に目的地に向かって自動車道を突っ走ればいいのにと思う。

次は、ドロミテ街道経由でベネチアまでのドライブについて書く。


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