イタリア旅行2018(帰国後感想編1) スマホ モバイル通信

October 14, 2018 – 11:27 am

海外旅行するうえでスマホのモバイル通信は、今や、必須。

今回の旅行では、通信環境を整えるのにNTTドコモの国際ローミングサービスを利用する「パケットパック海外オプション」でデータ通信をする予定で準備をすすめていた。

出国前にNTTドコモに連絡するなど万全な状態にしていたはずだったのだが、どういうわけか家族の使うスマホは問題なく動作したのだが、私のスマホだけは正常なデータ通信ができなかった。

仕方ないので、旅行中、ベネチアの街中で見つけたTMIのショップでSIMカードを購入・交換し、事なきをを得た。

このエントリーでは、モバイル通信に関わりイタリアでの経験を多少詳しく書いておく。

ミラノへの機内で
成田を離陸し、安定飛行に移って間もなく、機内アナウンスで「WiFi」の利用が可能になりました。詳しくはパンフレットをご覧ください」というアナウンスがあった。スマホは離陸時に指示されていたように「機内モード」に設定し、WiFiとモバイル通信ともにオフにしていたが、このアナウンスでWiFiをオンに変えると(このとき「機内モード」をオフのままにしていたのかどうかはさだかではない)、以下のSMSメッセージを受け取った。

+1(234)

2018/09/28
SNS/MMS
Welcome onboard Alitalia. You can now used your mobile for calls, text and data. Please disable Wi-Fi to receive data: international roaming rates apply.

NTTDOCOMO

9月29日(土)13;56
■船舶・航空機ローミング利用中です。通話・通信料は、日本国内と異なる料金体系となります。
■お客様はパケットパック海外オプションを契約済みですが、こちらの船舶・航空機ではご利用なりません。
パケット通信料は0.3円/パケット(1.6円/KB)が利用料に応じてかかります。
※パケット通信料が高額になる恐れがありますのでご注意ください。
パケット通信をご利用になるにはデータローミングの設定をオンにし、「ドコモ海外利用」アプリまたは専用WEBサイトから利用開始操作を行ってください。
専用Webサイト http://c.dkaigai.jp
※利用開始の操作から24時間経過後もパケット通信は停止されません。
■音声通話
発信は650円/分、発信は800円/分かかります。
■SMS
発信は170円/通がかかります。着信は無料です。
■海外からの各種お申込み(メンテナンスを覗く):お問い合わせ
ドコモの携帯から
+81367328800(通話料無料)
■海外お客様サポート情報・ [外務省]海外安全情報(「たびレジ」の登録はこちらから)
http://gs.docomo.ne.jp/r.kp.htm
※閲覧には通信料がかかります。

「モバイルデータ通信」をオフにしていたはずなのに、WiFi経由でデータ通信が可能になっている。それもかなり高額の通信費。あわててWiFiをオフにした。それにしても、機内でスマホをオン状態にしておくのは危険きわまりない。

NTTドコモの「パケットパック海外オプション」が不調?
ミラノ到着するとNTTドコモから次のSMSメッセージが着信:

■パケットパック海外オプションが適用されます。
こちらのッ国・地域では、利用開始操作から980円/24時間で、ご契約中の国内パケット定額サービスのデータ量をご利用になれまっす。ご利用になるにはデータはローミングの設定をオンにし、「ドコモ海外利用」アプ、または専用WEBサイトから利用開始操作を行ってください。

予定通り、「パケットパック海外オプション」が利用可能になり、指示どおり利用開始操作を行なった。しかし、どういうわけか、この状態ではデータ通信が可能にならなかった。

不思議なことに、妻と娘のスマホでは、期待した通りに、データ通信が可能になっているのだが、私のスマホだけはデータ通信できない状態に。私のスマホと妻、娘のスマホとの違いといえば出国前にOSをiOS12.0に変更したぐらいしかない。いろいろ試してみたがデータ通信が可能にならず困った事態に。

ベニスのTIMショップでSIMカードを購入
スマホがデータ通信可能にしておかねばということで、ベニスでTIMショップを捜しSIMカードを購入した。イタリア中、TIMショップは至るところにあり、ショップを探すのもそう困難ではなかった。

TIMショップで「イタリア滞在1週間に使うSIMカードが欲しい」というと、通話200分+データ14GBで40€、データのみ10GB で30€になるということでデータのみ10GBのSIMを頼んだ。

担当してくれた女店員に、パスポートを提出し、フォーム(イタリア語で中身はなにが書いてあるか分からない)にサインをし、現金で30€を払い、スマホを渡すと、その場でSIMカードを交換してくれた。交換後、その店員から、「アップルからメッセージが届くことがあるが、「キャンセル」としてください」と言われ、以上で手続き終了。アクティベーションは全て完了しているかと確認したところ、全て完了しているとのこと。その間、約15分。実にスムーズにSIMが交換できた。

以下に、TIMのSIMカードの台紙の表と裏の写真をアップしておく:

   

データ通信が可能な状態になっているかどうか、娘のスマホにLINEで連絡したところ問題なく開通していることを確認。

それにしても、スペイン、ポルトガルでのSIMカード交換手続きと比べると実に簡単で、スムーズであった。

因みに、TIMによる通信環境の質は、日本国内のNTTドコモの通信品質に比べ若干落ちる感じがした。これは、私の主観的な印象。


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