気になったニュース: 世界の太陽光発電が急速に伸びる
June 14, 2017 – 1:25 am少し前になるが、日経電子版(2017/5/31)に「世界の太陽光発電導入49%増 2年連続最高更新」という記事がでていた。この記事のリード文は以下:
欧州の太陽光発電関連の産学官で形成するソーラーパワー・ヨーロッパ(旧欧州太陽光発電産業協会)は30日、2016年の世界の太陽光発電設備の新規導入良が前年比49.6%増の7660万キロワットと2年連続で過去最高を更新したと発表した。中国が3450万キロワットで全体の45%を占めた。地域別の累積導入量でもアジア大洋州が欧州を抜き世界最大になった。
この記事、太陽光バブルの崩壊で停滞していた太陽光発電事業が息を吹き返してきたことを示しているように思う。
シェールガスを燃料に使う火力発電が伸びていることとあわせ、同日付日経電子版には、「発電『ガス・再生エネ』2強時代 原子力苦境」との解説記事も見られる。
福島事故を経験した我が国、こうした世界的な動き、変化に敏感になるべきではないかと思う。
ベース電源としての原子力なんて言っていては取り残されてしまうのではないのか。
関連ポスト:
- イタリア 原子力政策を転換?
- 気になったニュース: 猛暑なのに節電要請いらず!
- 新型の太陽電池が開発される?
- ドイツの再生エネ、化石燃料を上回った 我が国は??
- 気になったニュース: 原発安全費、想定の3倍超!
- 3年前のニュース: 九電のやらせメール問題 批判たかまる
- スウェーデンが原子力政策を転換
- フランスの放射能漏れ事故-EU諸国の原子力政策にどんな影響?
- 小型モジュール炉(SMR)の導入に世界が動き出した!!
- 乾 康代著「原発都市 -歪められた都市開発の未来-」をななめ読み