Google検索がAI化で有料になる?!

May 21, 2025 – 3:48 pm

日経電子版(5/21配信)に「Google検索にAI、月3万円のサブスク開始 「ネット=無料」に転機」との記事がでていた。

記事のリード文を以下、転載:

米グーグルが生成AI(人工知能)を使ってネット検索を刷新する。米オープンAIなど競合のAI検索サービスに対抗策を打ち出した。AI導入は広告事業を下押しするリスクもある。グーグルは収益確保のために月額3万円超のAI機能も提供する方針で、同社が培ってきた無料モデルは転換点を迎えている。

検索作業がAI化されることは有効とは理解できる。実際、Googleの枠組みで、Geminiを使うと、昔懐かしい言葉「ネットサーフィン」をしなくて、的を得た情報を得ることができる。Microsoftでも、Copilotを使うとそれ相応のかたちで情報を得ることができる。多分、これまでの検索ツールは、AIを活用したものに変化するのは当然の流れという感じがする。

ただ、検索作業がAI化したそれを使うことになると有料化されるのは困ってしまう。グーグルの計画では、月額3万円超ということになるというのは、困ってしまう。私のような年金生活者にとっては、とても対応できるようなものではない。これまでのGoogle検索のすごみは無料で信じられないような検索機能を使うことができたことにあったと思うのだ。これが有料の機能だと、Google独り勝ちといった現在の状況は生まれなかったように思う。

どのようになるかはわからないがAIのベースにはこれまで使われてきた検索エンジンを使うことになると思う。そのうえでの話だ。そうなると、Microsoft、Appleなどと、GoogleはAIツールの導入方法で特徴をだすことで、いままで以上に対等に戦うことができるようになるかもしれない。

検索のAI化は、ソフト業界の勢力図を塗り替えることになるのではと思ってしまう。

いろいろあるかもしれないが、従来型の無料のGoogle検索は利用可能な状態を維持されるのを願うばかりだ。
 


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