年金受給者現況届提出のご案内
October 1, 2010 – 4:50 pm表記の「ご案内」を受け取った。なんのことはない、年金(厚生年金基金)受給者が、毎年、義務付けられている、「私生きてます」とお知らせするためのものだ。私にとっては、年金は「命の綱」、さっそく必要事項を記入して、近所の郵便ポストへ投函してきた。
生存確認: 高齢者の行方不明問題で世間は大騒ぎになったが、この事件、おそらく今年の十大ニュースの一つになるのではないかと思う。この事件、生存していないお年寄りに年金が支払われていたというので大変な騒ぎになった。当然のことながら、支払われていた年金は、誰かが受け取っていたに違いない。年金の不正受給だ。
年金が不正受給されないようにするには、受給者が年金を受け取る状態にある(生きてます)ということを確認することが必要になる。いわゆる「生存確認」だ。
今回、私に届いた「現況届提出のご案内」は、私の「生存確認」だ。
必要な手続き: この「ご案内」つぎのように記されている:
拝啓 ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、あなた様が今後とも引き続き厚生年金基金の年金をお受け取りになるためには、この「現況届」を厚生年金基金あてにご提出いただく必要がございますので、裏面の手続きにしたがってご手配くださいますようご案内申し上げます。なお、提出期限までにご提出されないときは、年金のお支払が一時差止めとなりますので、お手続きを忘れないようご注意ください。 敬具
「裏面の手続き」には、自分の住所、氏名等を記入し、切手を貼って投函しなさい、と書いてある。本人が署名できない状態にあるときは、親族などの代理人が、「代理人署名」などをして投函。本人が死亡している場合には、速やかに連絡する旨書かれている。
次の注意書きもある:
厚生年金の現況届のご提出は原則不要となりましたが、厚生年金基金については引き続き現況届のご提出は必要です。
それでは、ということで、早速「手続き」を完了。
それにしても、「あなた生きてます?」って問い合わせに答えるのに、自分で切手を貼って投函しろ、というのは・・・ なんて思ってしまう。
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